本日のお食事

マーボー豆腐・シュウマイ・ほうれん草の胡麻和え・ご飯

たまたまデパートに用事があったので、ついでに地下に潜り食料品売り場を見て回った。徐々に春らしくなり店頭に並ぶ野菜の種類も増え、価格も昨年秋の高値から比べずいぶん安定して安くなった。ブロッコリーも若いものと花が咲く前に花蕾が膨らみかけた物、キャベツも春キャベツが出始めた。珍しいところでは、花わさび、葉わさび、九条ネギ、エシャロットやルッコラ、芽ネギに・・・。いやはや見ていて本当に飽きない。しかもその辺のスーパーで買うよりもずいぶんお値打ち。ほかに鮮魚もじっくり見たが季節感が有ってこれまた嬉しくなる。
ところで岡山商工会議所や観光・飲食業関係者などで構成する「岡山名物さわら料理を愛する会」が、岡山の名物に「鰆をつかった料理」をと、各地で馬鹿騒ぎしているが、この糞高い高級魚の鰆をどうやって安定的に供給できるか見物だ。たった五切れで９８０円もする鰆の刺身。産卵場のマコモも減少し、益々瀬戸内の鰆の漁獲高は減っているように思うのに一体どうするつもりだろう。サワラ、サワラといいながら４０センチほどの旨みの無いサゴシで騙すつもりならやめたほうがいい。岡山県での水揚げは、８６年の５３５トンをピークに９９年はわずか５トン！瀬戸内産で無い九州や東シナ海、外国産の鰆を担ぐつもりなんだろうか？シャコと同じように庶民の味がまた遠い存在になるようで少々がっかりする。